賃貸経営 失敗のリスクは日常に潜む

不動産投資による資産活用の方法が注目されています。

不動産は価値が下がりにくいとか、将来売却すれば現金化が容易なので安心だとか、不動産価格の上昇も追い風となり、株式投資や投資信託と同じ感覚で賃貸経営という選択肢が現実的になってきましたよね。

こんにちは。
大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。

今回は、賃貸経営に潜むリスクについてお伝えします。


最近はテレビで土地活用やアパート経営のCM等も見かけます。
大手ゼネコンの商品には東京に戸建て住宅を建てるような価格で、郊外に低層アパートを建て、賃貸経営をスタートできるプランも揃っていて、投資に興味のある人にとって、その選択肢はどんどん増えています。

ただ、ここで注意したいのは、賃貸経営のリスクについてです。投資額や利回りにだけ興味が持たれがちですが、儲からない可能性をしっかり把握することも、投資における大切なポイントですよね。

では、賃貸経営における最大のリスクって何なのか?

これについては、ズバリ、借り手がいないという空室リスクの一つにつきるんじゃないでしょうか。

郊外に木造2階建て総戸数10戸のアパートを建てたとします。外観、内装ともにオシャレでシンプル、さらに新築とくれば、入居者に困ることはないと思います。

問題は、5年後、10年後です。

住宅は必ず劣化しますよね、大規模修繕の目安は、だいたい10年から15年といわれています。賃貸住宅は、持ち家よりも扱いが雑になりやすいので、劣化の速度が速いのが通常ですし、所有するマンションが古くなるにつれて、家賃は値下がりすることになります。

さらに、近所に新しいマンションが建ったとしたら、どうやって優位性をアピールすればいいのでしょう??

空室リスクって、けっこう厄介ですよね。

最近ニュースでも話題になっている神奈川県座間市のアパートで起きた9人の切断遺体が見つかった事件のように、所有しているアパートで自殺や殺人事件が起きてしまうと、それ以降の収益はほぼ絶望的です。

こう考えると、もし賃貸経営をするなら集合住宅ではなく、一つの区分所有マンションやアパートを色んな地域に分けて購入したた方が、リスク分散ができて良さそうな気がします。


今回は、賃貸経営に潜むリスクについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
賃貸経営をお考えの方は是非リスクマネジメントもしっかりと調べてから始めることをお勧めします。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。