ハニカムスクリーン 失敗

ハニカムスクリーンは賃貸に住んでいるときから愛用していました。引越しを機に新しく購入したのに、失敗したなーと思うことが1つだけありました。

こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。

今回はその失敗について書いていきますので、マンションの窓にハニカムスクリーンを設置予定の人は是非読み進めてほしいです。

こちらの記事もハニカムスクリーンについて書いています。→ハニカムスクリーン 4社比較してわかったデメリット


僕が失敗したなと思っている点は、ツインスタイルの上部をレースハニカムにしてしまったことです。

これは、実際の生活の中で使い始めてわかったのですが、僕の求めていたものはアップダウンスタイルだったなと、今になって思います。

それでは、なぜアップダウンスタイルが良かったと感じているのか?
そして、ツインスタイルを選んだ理由はなんだったのか??

この2つについて、順番に書いていきますね。

まず今回購入したのはニチベイのレフィーナという商品です。

ニチベイレフィーナのカタログに掲載されているイメージ写真です。

ハニカムスクリーンの中にはもっと高額な商品がありますが、今まで『フルネスの彩』シリーズを使っていた僕にとってはニチベイのレフィーナでも充分高い買い物でした。

こちらはフルネスの彩です。↓

フルネスのハニカムスクリーン彩アイボリー

なので購入までに、かなりじっくりと吟味いたつもりだったんですが、使ってみないと分からないことってあるもんですね。

僕が購入しのはツインスタイルというやつです。

ツインスタイルというのは、2タイプの生地を組合せできるようになっていて、遮光、不透明、レースの3種類の中から好きなものを組み合わせて2段階で光の調整ができます。

僕は、下部を不透明ハニカム、上部をレースハニカムにしました。

レースハニカムの良い所は断熱&遮光性です。

外の景色が見えにくいモノの、ハニカム層になっているため、夕方に西日が差し込んできても透過する光が拡散し、優しい感じになってすごく気持ちがイイです。

欲を言えば、もう少し透過性があれば文句なかったな、というところくらいです。

日中にレースハニカム越しに外を見たときの透け具合

僕の住んでいる大阪にはニチベイのショールームがないので、実物を見てこの透過性を体感できなかったというのが残念ではあります。

ただし断熱性を優先させたかったので、ハニカムを選択する以上、この点についてはしょうがない部分ではあります。

もし透過性を優先するなら、上部をプリーツスクリーン(蛇腹状の一枚のレース)にするという選択肢がありますので、窓の外の景色をレース越しに楽しみたいなら、そちらをお勧めします。

ツインスタイルの場合、窓の外の景色を見たいときは、ハニカムスクリーンを全部上にあげてしまえば問題ありません。

で、ここからが失敗したなと思っている問題の部分です。

マンションの場合、窓を開けても下半分は、バルコニーしか見えませんよね。
だから、上半分が効率よく開けられる方が、絶対に便利だと思ったんです!

しかも、開け閉め作業が最小限に抑えられて楽。

僕の家の窓は高さが1m90センチなのでまだマシですが、もっと背の高いハイサッシが取り付けてある家だと、上げ下げが結構面倒だと思います。

毎日のことですからね。ちょっとしたストレスを感じる方もいるんじゃないでしょうか。

購入前、僕はこのことにまったく気がついていませんでした。そしてこの条件を満たしてくれるのがアップダウンスタイルというわけなんです。

アップダウンスタイルは、1種類の生地を選択するだけなんですが、上下どちらにも開け閉めができるので、バルコニーの見せたくない部分を隠して空だけを見れるんですね。

今の僕の要望にまさにピッタリの操作性だったんです。もちろん購入前にも、このアップダウンスタイルがあることを知っていましたが、その時は2種類の生地を組み合わせることだけに意識がいっていたので、その良さを全く分かっていなかったんです。

そういえば購入前、ツインスタイルのハニカムスクリーンに魅力を感じたのは、カーテンならレースと不透明の2種類を吊るす必要があるので、絶対に2枚分の厚みが出ますよね。この出っ張りを出来るだけスッキリさせたいと考えたのがきっかけだったんです。

ニチベイレフィーナのハニカムスクリーンH2101

ハニカムスクリーンにすることで、スッキリ感についていえばかなり満足しています。やっぱり使ってみてわかることって色々ありますので、こういう願望はきっと尽きないんでしょうね。


このように、僕の感じたハニカムスクリーンの失敗について書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。

今の正直な気持ちは、出来ることなら買い替えたいと思っています。でも、さすがに数十万円する商品を数日で捨てることなんてできないので、あきらめて使い続けるしかないか、と感じています。。。

ハニカムスクリーンは保温性、断熱性に優れているという点が最大の魅力だと思うので、その機能を体感できるのは真冬と真夏です。

3月に引越ししてきてまだ1ヶ月だから、そのどちらも季節も体験していないので、もしかしたら1年経った頃にはこのツインスタイルの選択が正しかったと感じているかもしれません。

こればかりは、しばらく様子を見ないと結論が出ないのでまた考えが変わる可能性は全然ありますよね。

色々書きましたが、次はきっとアップダウンスタイルにすると思います!

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[※2021年8月20日更新]
購入当時はアップダウンにしなかったことを非常に公開していましたが、最近はツインスタイルの上半分のレースを腰の部分までおろして使っているときの光の入り具合が気に入っています。結果的に満足しているので、後悔の念はなくなりました。
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ちなみに、バルコニーの床を見せてリビングを広く感じさせたい時や、バルコニーでガーニングをやっていてその様子を眺めていたい時なんかだと、アップダウンスタイルにする必要はないかもしれませんね。

マンションに住んでいる方は是非アップダウン式も選択肢の一つとして検討してみてくださいね!

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。