心地よいと感じる家の広さ

こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、心地よいと感じる家の広さについてお伝えします。


僕は昨年末にマンションを購入したんですが、このとき悩んだのは、どのくらいの広さの家を買ったらいいのか、という疑問です。

もちろん広いに越したことはないんですが、広くなるとそれだけ値段も高くなるわけですから限界がありますよね。住んでいてストレスを感じない最低限の広さを知りたい、というのが本音だと思います。

一般的には3LDKとか4LDKとか言われる間取りで家を選ぶことが多いと思うのですが、最近のマンションは部屋が小さくなってきているので、ファミリー向けでも50㎡台の小さめな物件もありますよね。なので、○○LDKで判断すると失敗することがあるかもしれません。

こんなとき、参考になるのは『誘導居住水準』というものです。

誘導居住水準とは、「豊かな住生活の実現を前提として、多様なライフスタイルを想定した場合に、必要と考えられる住宅の面積に関する水準」のことで、総務省が発表しています。

つまり、これだけの広さがあればゆったり暮らせるだろうという基準を示してくているんです。この水準を具体的にみていくと、

・1人暮らしで40㎡
・2人暮らしで55㎡
・3人暮らしで75㎡
・4人暮らしで95㎡

となっています。

ちなみにこの広さは都心とその周辺について想定されたものです。ですので郊外や都市部以外での戸建て住宅になるとさらに面積が広くなり、

・1人暮らしで55㎡
・2人暮らしで75㎡
・3人暮らしで100㎡
・4人暮らしで125㎡

となります。

1人増えるごとに25㎡程度必要だと覚えておくと良いかもしれませんね。

さて、心地よい家の広さについて色々悩んだ結果、僕は64.12㎡の家を購入しました。住み始めて半年が経ちましたが、今のところ広さについてはストレスを感じていませんし、心地よいと感じながら暮らすことができています。

僕の家の部屋ごとの内訳についてはこのようになっています。

・リビング15.88㎡
・ダイニング&キッチン9.20㎡
・寝室10.61㎡
・納戸4.41㎡
・書斎5.07㎡
・洗面脱衣室4.30㎡
・トイレ1.34㎡
・玄関2.97㎡
・バスルーム1418サイズ

 

2人暮らしの都会の水準は55㎡なので、64.12㎡だとさらにゆとりがある感じの広さになりますね。ただ、個人的な感覚だと4人でもこの広さで問題なさそうに思います。


ということで今回は心地よいと感じる家の広さについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

心地よいと感じるかどうかについては人によって感覚が違うと思うのですが、今回ご紹介した水準なども参考にして、ご自身にとって心地よい広さについて探ってみていただきたいです。これについては、まずどの空間で広々と過ごしたいかを考えると優先順位がつけられて良いのではと思います。

リフォームのご相談をおうかがいしていると、奥さんは広いキッチンを、旦那さんは広いお風呂がほしいというご要望が多いと感じています。リフォームすれば、必要なところに面積をバランスよく振り分けられるので、ご家族の居心地の良い広さを確保した間取りが実現できますよ。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。