角部屋って、特別イイ感じがしますよね。希少性がありますし、価格が高くてもそれだけの価値があると皆そう思っているはずです。
私の実はそう思っていて、マンションの角部屋に住んでいます。
こんにちは。
大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今住んでいる角部屋は3方に面したバルコニーがあって、明るくて開放的なリビングや、各部屋に窓がついているところなんかは、さすがに角部屋♪と、そのメリットを感じているのですが、デメリットがないわけではありません。
角部屋のように窓が多くて明るい住戸は、一般的に評価が高くなって当然なんですが、他の間取りと比べた場合、その特徴は必ずしもメリットばかりではないということです。
たとえば、角部屋には窓がたくさんついていて、光を取り入れやすい間取りなっています。
これは角部屋のメリットを最大限に引き出すプランですよね。でも生活を始めると、壁が少なくて家具の配置が難しい、というデメリットを感じている人も多いみたいなんです。
また、窓が多いということは、それだけカーテンやブラインドのような、ウインドウトリートメントを用意する必要があります。
他にも、隣の家の生活音が気にならないので静かだとか、自分の家から出る音を気にしなくて良いというメリットがありますが、外壁に面していることで得られるこの特徴も、裏を返せば寒暖さのある日本では、外気の影響を受けやすくなるというデメリットになることがあります。
両側に家がある中住戸タイプに比べると、冬は寒くなりやすく、夏は暑くなりやすいのが特徴です。また、窓がどの方位を向いているかで、その特徴がさらに際立ったものになることがあります。
このように、優位性のある角部屋も、全てにおいて価値のある間取りであるとは言い切れないのが実際の話です。そもそもですが、生活していく中で、どんなことに心地よさを感じるかは人それぞれ基準が違うものですよね。
これらの要素がメリットなのか、それともデメリットになるのか?
周りの評価をそのまま受け入れるだけではなく、自分たちの価値観に当てはめて考えてみることが大切だと思います。
今回は、角部屋に住むメリットについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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