海外でリフォーム 壁紙くらいなら持ち込んだ方が安いかも

海外でリフォームするとき、痛烈に感じることは、日本ほど素材が充実していないということです。

こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、海外でのリフォームについてお伝えします。


壁紙にしても、タイルにしても、日本でなら簡単に手に入るようなものが、なかなか見つからないってことが良くあります。しかも値段が高いので、なんとなく割高に感じてしまうのは、日本人ならではの感覚かもしれません。

海外で40mほどクロスを貼りたい部分があったのですが、現地で購入すると、日本のおよそ2.5倍くらいの見積もりになっていたので、持ち込んでもらうことにしました。クロスは1本50m幕になっているのですが、これくらいならなんとか持ち込めるサイズです。

海外の工務店は日本ほどキッチリしていません。これはおそらく国民性のようなものがあるんだと思いますが、見積もりとか、工事とか、あらゆることに対してのんびりしている感じです。逆に言えばそれが良かったりするんだけど、日本と同じ感覚でリフォームを進めようとすると、戸惑うことがたくさんあります。

また、海外のリフォーム事情を知って思った事があるんですが、日本のリフォーム業界は、海外のそれと比べると、とても良心的なサービスだと思います。こんなことを書くと「何言ってるんだ!日本だってクレームが一番多いのはリフォーム業界じゃないか!!」といわれそうですが、海外の工務店とは比較にならないくらい安心です。

日本ほど工務店が沢山ないというのも原因のひとつかもしれませんが、騙されたり、ぼったくりのような金額を請求されたり、工事が図面通り出来上がっていなかったりと、とにかくでたらめなので、日本はまだまだ恵まれているんだなって感じました。見積もり書がメールで届くだけでも、ありがたい事ですよね。最近、そんなことを思って仕事をしています。

そうそう、海外の場合、面積を表す時の計算方法がちょっと違っていて、いまだにピンと来ないのですが、sqfっていうのを使います。

square feet (スクウェア・フィート)です。
1フィート (feet)x 1フィート(feet) = 1スクウェア・フィート(sqf)。
場合によって、sq.ft と表示する場合もあるみたいです。

1フィートは、304.8mmで、コスト計算などでは300mmを1フィートとして考えることもあるので、300mm x 300mm は、1スクウェア・フィートと覚えておくと便利です。1尺の長さとほぼ同じですね。


今回は、海外でのリフォームについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。海外でのリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。360°VRパースを活用して遠隔の打合せでも分かりやすく進めていただけます。
大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIホームページはこちらです。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。