介護リフォーム 時期を間違えると発病の原因になる

高齢者対策として、持ち家を3世帯住宅にしたり、バリアフリーにする介護リフォームを考えることがありますよね。高齢者と同居してお世話をする、というライフスタイルは一見よさそうに思えますが、タイミングによっては高齢者自身の発病につながることがあるそうです。


こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、高齢者対策リフォームによって発病するリスクについてお伝えします。

ここでいう病気というのは、『リロケーションダメージ』というもの。今まで住みなれた自宅からなじみのない場所に移り住むことによって不安を感じるようになり、鬱や認知症の症状が出てくるというものです。

高齢者にとって、住み慣れた家を離れるというのは病気につながるリスクがあるということです。老人ホームに入所する高齢者の多くが、家に帰りたいと言い出すのはまさにこのリロケーションダメージによるものです。良かれと思ってしたことで、鬱状態になってしまうのは心が痛いですよね。でも知らないままやってしまう可能性があるってことです。注意だけでは推し量れないことがあるんです。

この危険性は自宅のリフォームについても同じことが言えます。例えば介護リフォームの一環として、バリアフリーにするとか、浴室に手摺をつけるくらいの工事なら問題ありませんが、テレビでやっているような劇的なリフォームをしてしまうと、お年寄りにとっては今までの自宅ではない場所、としか認識できなくなるそうです。これもまたリロケーションダメージを与える原因になります。

このように介護の為とか高齢者に優しいリフォームを行うためには、リフォームを行う時期も大切だということです。将来的に工事をするのであれば、まだ元気なうちから少しずつリフォームに着手していく、という方法がお年寄りにとって適したリフォームなのかもしれません。

介護リフォームについては、専門の業者も存在していますので、そういうところに相談するのも一つの方法だと思いますよ。私にも知り合いがいますので、気になる方はご紹介できますのでご相談下さいね。


今回は、高齢者対策リフォームによって発病するリスクについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIホームページはこちらです。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。