マンションのリフォーム キッチンがi型の我が家がこだわった点とその理由

こんにちは。
大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。

今回は、キッチンのリフォームで最も採用されているi型についてのこだわるべき点とその理由についてご紹介します。


マンションのリフォームの中でもキッチン(i型)は特にこだわりたい場所の一つですよね。

僕もその一人です。
僕の自宅のリフォームの場合は、『キッチンを家具のようなかっこいいデザインにしたい!』という点にこだわってキッチンを選んでいます。

どこのキッチンが良いか、そして、メーカーのキッチンはどの点が良かったのかについて、他社との比較をしながらお伝えしていきたいと思います。

こんにちは。私は特化型リフォーム設計士の河合真樹といいます。当ブログを通じて、デザインにこだわったリフォームをご自宅に手軽に取り入れていただけるような情報を精査してお伝えしています。

さて、それではさっそく家具のようなオシャレなキッチンはどのメーカーなのか?について話を進めていきますね!

そもそもなぜ『デザインのカッコよさ』を最優先事項にしたのか?ということからお話ししますと、我が家では、キッチンの配置が壁付けのi型になってしまうため、
キッチンがダイニングやリビング側から常に丸見えの状態になってしまうんです。

そのため、隠しようのないものは諦めて、どうせ見えるなら見せてもかっこ悪くないデザインにこだわったものを選ぼう!と考えたんですね。
そこで『見た目が家具のようにオシャレなテイストのキッチン』というコンセプトを掲げて、我が家のキッチンを選んでいきました。

住宅メーカーの中から好みのテイストを絞り込んで、いくつかショール―ムにうかがいました。

タカラスタンダード
パナソニック
リクシル
TOTO
トクラス

訪れたのは上記の5社とセミオーダーでキッチンを作れるハンセムで、合計6社です。

その中から見積もりを依頼したのは、
タカラスタンダード、パナソニック、トクラスの3社です。

そして最終的に絞り込んだのは、パナソニックです。Lクラスという上位クラスの商品を選びました。

現在、仕様も含めて最終調整をしているところですが、デザインが一番気にいったのがこのLクラスでした。

他社との違いを感じたところは、細かな部分の選択肢が充実しているという点です。例えば、食器洗浄機の機能操作部分の見え方や色が選べたりするところです。
僕の場合は、細かな部分を黒で統一したかったのですが、収納引き出し部分のライン取手に黒を用意しているのは、パナソニックだけでした。(2020年1月時点の話です)

また、パナソニックだけがオリジナルで出している『トリプルワイドIH』という横に3つ並べて調理ができるIHコンロがとても魅力的でした。こちらの商品は、横並びで使えるというメリットだけではなく、キッチンの天板との段差が極限まで抑えられているという点も良いと感じたポイントです。

このように、パナソニックのLクラスのキッチンは痒いところに手が届くこだわりのある商品だと思います。見積を依頼した3社の中では一番価格が高いのですが、それも仕方がないと感じられるグレードの高さを感じることができました。

パナソニックのLクラスと同等に上げられるのは、リクシルのリシェルという商品です。こちらもハイグレードなキッチンであり、機能的にも申し分ないのですが、最終的にはどちらのデザインが好みか?という問題になってくると思います。

あと、タカラスタンダードは細かな選択肢がないモノの、コストパフォーマンスが良かったですし、マグネットになっているキッチンパネルがかっこよくて良いなと思いました。トクラスについては、扉のカラーバリエーションが豊富なので、好みの扉があるならトクラスを選んでいたかもしれません。

もし最初に何を重視するかを決めていなければ、もっと悩んでいたと思います。特にリフォームはちょっとしたことで大きな金額の差が出ますので、安さに魅力を感じてしまうとどれが良いのか分からなくなってしまいますよね。そういった意味でも、リフォーム前に優先順位を決めることはとっても大切だと改めて感じることができました。

ちなみに、最近の間取りの流行りは、ダイニングスペースにキッチンを取りこんだレイアウトです。ダイニングスペースとキッチンに境目がなく連続して使うことが出来るため、対面キッチンのレイアウトと比べると、LDKをより広く見せることができるというメリットがあります。

また、ダイニングからキッチンへのアクセスが便利になるため、生活しやすくなるという点に魅力を感じる人もいるんじゃないかと思います。

キッチンへのこだわりポイントはいくつかあると思います。例えば、『お掃除やメンテナンスが簡単なのがイイ♪』とか、『機能性が高い海外製の調理機器を使いたい!』とか、『家族みんなで料理が出来る広い作業台がほしい』とか。

家族のライフスタイルによって、理想のキッチンのイメージは微妙に違っていると思います。特に最近のキッチンは、主婦だけが使うモノではなくなってきましたよね。

それに、キッチンのリフォームをきっかけに、家族のライフスタイルが変わってしまうことがよくあります。今までまったく料理をしなかったご主人が週末に料理を楽しむようになったりだとか、キッチンが広くなったおかげでお子さんが料理を手伝ってくれるようになったりすることも。リフォームでは、こんなことがよくあるんですよ。

ですからキッチンをリフォームするなら、家族みんなの意見を聞いてから、納得のいくカタチを探してみるのが良いと思います。そして、みんなが満足できるキッチンを目指してください。

リフォームは、人生における大きなライフイベントの一つです。普段はあまり面と向かって話し合うことのない家族だとしても、リフォームをきっかけにみんなとの会話が生まれて、今まで知らなかった一人一人の思いに気が付くことがあります。もしかしたらベストな選択を導き出すのが難しいケースがあるかもしれませんが、家族と向き合うよいきっかけになるはずです。リフォームを通じて、ご家族が心身ともにリラックスできるご自宅を手に入れていただきたいです。


ということで、デザイン性の高いキッチンはどのメーカーか?について持論をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。あなたのリフォームを具体的に検討していく中で、少しでもお役に立てていただけると嬉しく思います。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。