免震住宅が一番安全!だけどデメリットもある

免震住宅はいま一番安全な建物といわれています。(2016年6月現在)ただし、木造の一戸建てのような個人住宅として考えた場合、問題点が2つあります。

こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、免震住宅についてお伝えします。


免震住宅の問題点をあげるとすれば、一つはコストの問題。そしてもう一つは地盤の問題です。

免震の建物を建てるにはかなりのコストがかかります。マンションのような大規模な建物ならコストパフォーマンスが良いのですが、一戸建てのような小さな建物となると、コストがかかりすぎて現実的ではないというのが実際の話です。

具体的にどのくらい高くなるかというと、免震装置を設置するだけで、500万円くらいの費用がかかります。これにプラスして、地盤の問題があります。

免震住宅を建てる場合、地盤が軟弱だったり、液状化の恐れがあるものは、役所の許可がおりません。つまり、建築できないということです。

地盤調査をするには、ボーリング試験をする必要があります。これもまた余分な費用のかかる工事になりますよね。

このように、免震は地震に対して安全な対策であることは間違いないのですが、その一方でコストの負担が大きく、一般的な個人住宅としては、あまり現実的ではないと思います。

決してダメというわけではありませんが、そもそも従来の木造住宅のような耐震の建築物でも、地震による倒壊は十分に防ぐことができます。免震だから大丈夫という考えは、一度忘れてしまった方が良い選択ができるんじゃないかと思います。


今回は、免震住宅についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。