ペット可マンション 安心できるアレルギー対策

ペットを飼っていたマンションを購入する時、クリーニングをしただけでアレルギー対策になるのか。それだけで、本当にアレルギーは出ないんでしょうか。

こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。今回は、実際に物件探しをしていた時、疑問に思ったアレルギー対策についてお話します。


中古の家を探していると、ペットを飼っているお宅に遭遇することって結構あるんです。

それも一匹ではなく、猫を2,3匹なんてご家庭はよくある話ですよね。

僕の場合、猫アレルギーの家族がいるので、訪れた物件でペットを飼っていたりすると、アレルギーが出ないかどうか心配になります。

仲介をしてくれている不動産会社の担当者さんに聞くと、「クリーニングをしたら問題ないですよ。」と言っていましたが、クリーニングだけでは難しいっていう意見もあったりするので、ホントかな??と、かなり疑ってしまいます。

で、実際のところどうなのか?

これについてはかなりの時間をかけて調べたのですが、結局、確実な答えは見つけられませんでした。

問題ないという意見がある一方で、それだけではダメだったという事例がたくさんみつかったんです。

アレルギーのひどい人なんかだと、消毒業者さんに消毒してもらったという事例もありましたが、対策としてはそれで完璧だということではなく、その後も毎日拭き掃除を続けて、数か月後にようやくアレルギー反応が出なくなったというケースもあったようです。

こればっかりは、その人の持つアレルギーの程度にもよるんだと思いますが、もし家を探していて、お子さんやご家族がアレルギーに悩んでいるとしたら、敏感にならざるを得ないと思います。

せっかく購入したのにアレルギーが出て住めないなんて、ショックすぎますもんね。

そうそう、ペットアレルギーについて、私の場合はたまたま家を購入するタイミングで気になった問題なんですが、人によってはこんな例もあるみたいです。

新しい家に住んでいてペットを飼い始めたら、家族の中にアレルギーが出始めた、というケース。

この場合、既に住んでいる家にペットのアレルギー物質が散乱しまくっているわけですから大変です。

既に住み始めている家で起きている問題だから、どんな方法を使ってでもアレルギーを完全に除去しなければ、家族が安心して住めないわけです。

これから購入する家でペットを飼っているからどうしようかな、という問題とは深刻度が違いますよね。

最近はマンションでもペットを飼えるところが増えてきています。その反面、アレルギー反応に悩んでいる人も増えており、専有部分だけではなく、共用部分についてもペットを避けて生活できるような配慮がされている建物もちらほらとみうけられます。

例えば、エレベーターにペットが一緒にのっていることを知らせるためのペットサインという機能を装備していたり、ペットを飼っている人が必ず入会するペットクラブなる組合が存在しているマンションなどがそうです。

ペットを飼いたい人もペットが苦手な人も、それぞれが居心地よく住めるためにお互い配慮して生活しましょう、という取り組みが徐々に増えてきているようです。

戸建て住宅とは違い、皆で使用する共有部分を多くもつマンションの場合、こういう心がけが大切なのかもしれません。

そういう意味で言えば、本当の意味での住みやすさは、マンションに住んでいる人たちのモラルに大きく影響するんじゃないかと思います。

物件の立地や構造等、ハードな条件を精査することはとても重要ですが、どんな人が住んでいるかとか、共用部分は丁寧に使われているかなど、既に住んでいる住人の暮らし方についても、注意深くみておく必要があると思います。

これについては、自転車置き場をチェックしたり、掲示板等を確認するとイイと言われているので物件の内覧の際には、住人の配慮についても意識してチェックしてみて下さいね。


今回はペットのアレルギー対策についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。ペットを飼っているご家庭がマンションを購入する際には、是非参考にしていただければと思います。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。