リフォームの減額案はどこまでが限界なのか

値引きは一定のレベルを超えてしまうと、劇的に品質が下がります。

500万円から1000万円のリフォームの場合、おそらく10%を超える減額が必要な場合に、品質が下がる恐れが出てきます。


こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、リフォームの減額案の限界についてお伝えします。

そもそも、リフォームの値引きには2つの種類があります。企業努力による値引きと、VE案(Value Engineering)による値引きです。

企業努力による値引きは、単純値引きです。利益率を下げたり、業者をたたいたりして値段を合わせるので、仕様変更はなく、そのままの内容で安くしてもらえるという値引きのことです。

一方VE案による値引きは、仕様変更をして値段を下げるやり方です。工夫によって品質やグレードが見劣りしないケースもありますが、これは工務店の経験とアイデア次第、という感じです。

たとえば、壁紙を量産クロスに変更するのは、それほど仕上がりに影響しませんが、キッチンやユニットバスのグレードを下げてしまうと、完成後に後悔するかもしれないレベルの変更ですよね。

価格によっても値下げのレベルが違ってきます。10万円程度の値下げなら交渉次第でなんとかなることがありますが、100万円を超える値下げが必要になってくると、住宅設備のグレードを下げる以外に選択肢はありません。または、何か諦めなくてはいけないレベルになってしまいます。

工務店との予算調整の際、参考にしてくださいね。


今回は、リフォームの減額案の限界についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。