リノベ、DIYの次にくる!次世代リフォームの考え方

リノベーションでやりたいことを全部つめこんだ夢いっぱいの家は、生涯にわたりあなたの生活を満足させてくれるでしょうか?
家を買うこと自体に大きな価値があるのではなく、ライフスタイルの質を向上させることが本来の目的だと思います。

こんにちは。
大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、次世代リフォームの考え方についてお伝えします。


家賃を払うのがもったいないから家を購入した、というのはある意味合理的な考えですが、最近は、一生涯同じ家に住み続けるという考え方も古くなってきましたよね。

『終の住処』は、もう昔の話です。

だからこそ、家を買うことが目的になってはいけません。先のことまでしっかり考えた上で、家をかう必要があるんです。
これは、リフォームについても同じことが言えます。

中古を購入してリノベーションした方が、費用が安く抑えられて、オシャレなイメージがありますよね。ファッション感覚で家を楽しめる人なら、その考え方もアリだと思います。DIYが流行し、家そのものが趣味の延長として変わりつつあるのも、それに似た感じかな、とそう思います。

ただ、逆にちょっと違うんじゃないか?と疑問に思うところがあるんです。それは、衣服とは違い、家は大切な資産である、ということ。

人生で一番高い買い物でもありますし、ファッション感覚で簡単に買い替えができないんです。だからこそ、家は、後のことも考えて使うべきなんじゃないかと思います。

例えば、結婚したとき、
子供が生まれたとき、
子供が巣立ったとき、
孫と2世帯暮らしを始めるとき、
介護が必要になったとき、など

生きていると、このようなライフスタイルの大きな変化を4,5回は迎える可能性があるんです。家族構成、家の大きさ、立地条件等、それぞれのタイミングで最適な家の条件を想像してみると、結構違うことがわかりますよね。

つまり、すべてのライフスタイルの変化に合わせて家を作り変えることは難しい、ということです。

一つの家に住むことを前提としてしまうと、我慢や不便を感じながらの生活を送ることになってしまいます。それもしょうがないかな、と割り切ることも一つですが、考え方ひとつで、より快適な生活を送り続けることもできるんです。

それは、生活に合わせてリフォームを繰り返すよりも、家族構成、ライフスタイルに合わせて最適な広さの家や場所に移り住む、という考え方。
もし、そういう価値観を持っているとしたら、リフォームをすべて思い通りにするのではなく、将来家を手放すことを頭に入れて計画を立てた方が賢明です。

売ることも考えたリフォーム、です。

これにはちょっと違う目線が必要ですよね。資産価値を向上させるために必要なのは、将来的な売りやすさを頭に入れてプランを考えた方が、メリットになることがあります。

つまり、資産価値を向上させるリフォームは、積極的に取り入れた方がイイというわけです。

では実際、資産価値を上げるリフォームってどんな内容なのか?

これについて参考になるのは、不動産の価値を高める人気設備のランキングです。
住宅設備の綺麗さ、
グレード、
内装のカラーテイスト、
間取り、

あと、区分所有マンションだと、共用部分やエントランスの状態なんかも影響します。自分のしたいことだけを優先させるのではなく、将来も評価の下がりにくいものはなにか?そういう目線でリフォームを考えてみる、これが新しいリフォームの考え方だと思います。

DIYが人気なのは誰もが知っている事実です。ただ、家を趣味の空間として楽しむか、資産として活かすかは、自分次第です。
家を資産として活用するなら、自己満足リノベではなく、将来価値の下がりにくいリフォームが効果的。

そして、もっと言うならば、リフォームではなく、家具にお金をかけることがライフスタイルの質を向上させるためのもう一つの考え方だと思います。


今回は、次世代リフォームの考え方についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。