照明のスイッチにこだわる人が増えています。リフォームするときに、特にインテリアに興味がある方は、オシャレなスイッチを選んでつけることが多いのですが、スイッチにこだわるだけで、インテリアの雰囲気がとてもよくなるんです。
こんにちは。
大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
突然ですが、アンティークのトグルスイッチが壁についてるお家をイメージしてみてください♪
これだけで、おしゃれな雰囲気しません??
最近はDIYショップでも購入できるようになってきたので、すでに知っている人もたくさんいると思いますが、コンセントプレートやスイッチまでこだわると、インテリアのおしゃれ度が一段とアップするんです。
でも、実際にリフォームを進めていると、そこまで気がまわらないで終わってしまうことが多いんです。
というのもリフォームは決めることが山ほどありますから、スイッチは工務店任せに、という感じになってしまいます。
しかし、それでもあなどれないのがスイッチの奥深さ。
スイッチは、目線に近い高さについてるから、けっこう目につきます。だからこそ見た目にこだわったものを選んでおきたいところです。
インテリア好きならきっとやってよかったと思ってもらえるポイントだと思います。
それに価格が大幅にアップするわけでもないので、インテリアが好きな人は、やってみる価値あるんじゃないでしょうか。
特に希望しないでリフォームを進めた場合、一般的にはコスモスイッチというのが設置されると思います。
隅に丸みを帯びた、よく見るスイッチカバーです。この四隅をもっと角々しくすると、見た目が一気によくなります。
その違い、パナソニックのアドバンスシリーズをみるとよくわかると思うんです。
こちらがアドバンスシリーズのスイッチです。


パナソニックの照明スイッチ アドバンスシリーズ
マットな質感と、インテリアになじみやすいカラーリングが選べます。
そして、これがさらにミニマルなデザインになったのがあります。
JIMBOのNKSERIE↓


神保電器の照明スイッチ NKシリーズ
シンプルでいいですよね♪
また、これらと違ったテイストが好みなら、トグルスイッチという選択肢もあります。
見た目だけじゃなく、ツマミを入り切りしたときの”パチッ”という感触も心地イイです♪
トグルスイッチは、R不動産がやってるツールボックスというサイトや他のネットショップでも購入できます。
こちらがそのトグルスイッチ


toolboxのトグルスイッチ。プレートはアルミタイプ。
唯一のデメリットといえば、トグルスイッチは調光ができません。
[※2022年2月3日追記]
トグルスイッチは単体で見てもかっこいいデザインなので、その見た目に一目ぼれする方も多いのではないでしょうか。
そんなトグルスイッチですが、使う人によってはデメリットと感じる部分もありますので、何点か追記しておきたいと思います。
オンオフがわかりにくい
一般的なスイッチだと室名表示がされていたり、スイッチが「入」のときに点灯するライト(パイロットランプ)がついていたりするのですが、トグルスイッチにはそういった機能がありません。
なので、スイッチの回路数が多い箇所にトグルスイッチを採用すると、どのスイッチかを覚えるまで少し時間がかかるかもしれませんね。
また、3路スイッチにすると、上が「入」、下が「切」という規則が成立しないため、スイッチを見ただけでは入切を判断できません。これについては、換気扇のスイッチにトグルスイッチを採用したときに不便を感じることがあると思います。
取り扱いがデリケート
アルミのプレートの方は表面に傷がつきやすいので、商品の取り付けや取り外しに注意が必要です。
施工上のおさまりが難しい
プレート自体が平らな板状になっており、壁の仕上材によっては壁とプレートの接点がきれいに見えない場合があります。
どのデメリットも比較的細かく根本的な問題ではないため、見た目のかっこよさを重視する方なら気にならないポイントかもしれません。
ただ、スイッチは利用頻度の高い住宅設備の一つです。ストレスのない生活が送れるかどうか、という目線も加えて選んだ方がよいケースもありますので、
是非いろんな視点から商品を検討してみてください。
スイッチのことまで考えてなかったという人は、リフォームのプランに取り入れてみてはどうでしょう?
ちなみに僕の自宅のリフォームのときは、元々コスモスイッチがついていたので、そちらを利用してフレームだけをパナソニックのラフィーネアに取り換えてもらいました。
↓ラフィーネアはこんな感じです。


パナソニックのコスモスイッチの枠だけをラフィーネアに取り換えたスイッチ
本当はパナソニックの『ソー・スタイル』にしたかったんですが、発売したばかりで納期が間に合わなかったのと、スイッチの操作部分も全て取り替えなきゃいけなかったので、もったいないなと思って、枠だけ取り替えるというやり方にしました。
でもカバーをラフィーネアに替えただけでかなりスッキリとした印象になりました。満足しています。
最後に、デザインスイッチのサイト一覧をまとめておきましたので、良かったら参考にしてみてください。
今回は、照明スイッチについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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