収納を増やすリフォームとリフォーム以外の方法で収納を増やすアイデア

こんにちは。
大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。

今回は、収納を増やすリフォームについてご紹介します。


収納を増やすリフォームには次のような方法があります。

・ホームセンターで材料を購入してDIY
・イケアやディノス等のネット通販で購入して自分で組み立てる、または組み立てまでやってもらう
・大工さんや工務店にお願いする
・家具を購入する
・家具屋さんでオーダー家具を作ってもらう
・収納アドバイザーや収納オーガナイザーに相談する

選択肢は色々とあるのですが、最も簡単なのは家具を購入することですよね。すぐ手に入りますし、安価なものをかえば費用的な負担を抑えることができます!

ただし、家具の場合だと、収納したいスペースにジャストサイズのモノはまず見つからないと思うので、家具の隙間や上部に無駄なスペースが残ってしまうというデメリットがあるんです。

無駄のないジャストサイズにこだわるなら、DIYやオーダー家具という選択肢が出ますよね。

このように収納のリフォームといっても、仕上がりのイメージやレベルによって、いろんな手段がありますし、コストに合わせて素材の選び方もたくさんあるのが収納リフォームの難しい所です。

ちなみに僕の自宅リフォームをした時の話ですが、6帖の洋室を収納で仕切って、衣装部屋と書斎にしようとしたんです。

最初は大工さんにポリランバーで造作してもらおうと考えたのですが、これが以外と高かったので、他の方法を探すことになりました。

家具で完結させようとすると、無印良品やニトリそしてIKEAにはシステム化されたユニット収納が揃っているので、デザインと理想の収納スタイルに近いものがあれば良いと思いました。値段的にも手頃です。

ただ、幅や高さをピッタリサイズにしようとこだわると、オーダー家具を製作するしか方法がありません。

オーダー家具で有名なところで言えば、ギャラリー収納というところがあります。

ここの収納はシンプルでとてもオシャレな仕上がりです。品質にもこだわりがあって、扉は全て塗装で仕上げているので、高級感のあるインテリアが好きな方にはピッタリだと思います。その分、値段も結構高いと感じました。

今回比較したのは、次の3つです。

①大工さんに作ってもらう場合の造作棚案
②IKEAでシステム収納を購入して自分で組み立てる案
③ギャラリー収納で規格サイズのセミオーダー案

それぞれ仕上材や仕様は異なりますが、ざっくりとした金額はかなりの差が出ました。

①25万円
②17万円
③90万円

という感じです。

③のギャラリー収納だけが大きな金額の差になっていますが、もちろん家具としてはとてもグレードの高い仕上がりになっていますし、搬入設置までやっていただける点や、品質や保証の面での安心感はずば抜けていると思います。

ただ、今回は服や本の収納だというコトを改めて考えると、そこまで費用をかけるのもどうかと思いました。

作るまでは、どうせ作るなら良いものをと考えてしまいがちですが、リビングやダイニングに設置するならまだしも、納戸の収納家具は、デザイン性の重要性はあまり高くないですよね。

収納はどちらかというと収納力がどれだけあるか?というのが最も重要で、その次に耐久性、そして価格、最後にデザイン性という優先順位をつけて選択するのがイイんじゃいないかと、今回の納戸収納を考える中で分かったことでもあります。

ということで、リフォームの際に収納を考えるなら、大工さんに一緒に作ってもらうのが最善ではないと思います。優先する項目に合せて、最も合う方法を選んだ方が総合的な満足度はきっと高くなります。


今回は収納を増やす方法についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。