床暖房の床の張り替え 注意点

床暖房は便利な住宅設備ですが、床の張り替えの時は注意点があります。

こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、床暖房の床張り替えの時の注意点についてお伝えします。


床暖房はリビングやキッチンの床に仕込まれていることが多いと思います。ここ10年くらい前の分譲マンションにはよく導入されていますよね。最近だと床暖が気にいって中古マンションを購入したという人もいるんじゃないかと思います。

そんな床暖房付きのマンションのリフォームでたまに起きることがあります。フローリングを張り替えるときだけなんですが、既存の床を一度めくってからあたらしい床材を施工する場合、床暖房のパネルを傷つけてしまうことがあります。

これは既存の床を施工するときに、接着剤をどのくらいつけていたかや、その接着剤と床材との接着密度にもよるのですが、床材を丁寧にめくっても一部だけ床暖房のパネルを壊してしまうことがあるんです。

この場合、新しいものに取り替える必要があるのですが、床暖房のパネルって意外と納期がかかってしまうものなんですよね。普通の納期で2週間ですし、在庫なければさらに時間がかかってしまうこともあります。床が張れないとスケジュールが遅れてしまうので、たまにトラブルになっているという話を聞きます。

さらに、床暖房のパネルの費用が追加で掛かってしまうわけです。工事が遅れて、追加費用がかかってしまうとだれでもイイ風には思いませんよね。とはいっても、床を解体してみないことには分からない問題でもあります。一般的には施工から経過時間が長ければ長いほど、床材を綺麗にはがしにくいといわれていますので、もし築年数15年以上の床暖房付きのフローリングを張り替えるような工事があるときは、あらかじめ最悪の場合を想定した見積もりをスケジュールで計画しておいた方が賢明だと思います。

もしうまく剥がれたら、工事費が安くなって、さらに工事が予定よりも早く終わってくれるので得した気分を味わえることになります。
そっちの方がメンタル的にはいいですよね♪


今回は、床暖房の床張り替えの時の注意点についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

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カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。