居心地が激変する!おさえるべきリフォームの最重要ポイントとは?

こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。

前回は、「工務店の見積りのチェックするべき重要なポイント」についてお伝えしました。

あなたのリフォームに最適な工務店を選ぶために、世の中にある全ての工務店に会って判断できればよいのですが、現実的には難しいですよね。

限られた時間と情報の中で、より正確な判断をしていくためには、見積りに隠れた裏の情報をしっかりと読み取っていく必要があります。

見積りはただの紙切れですが、作成しているのは、外ならぬ人です。あなたが伝えた要望をどこまで想像して項目に反映してくれているかが見積りに表れているはずです。

良い工務店に共通しているのは、先に起こりうることを想定して準備できる予測力だと僕は思っています。これについては経験値だけではなく、心遣いが大きく影響してくるため、この能力を見積りからしっかりと読み取ることが出来たら、あなたのリフォームが満足に成功する可能性は飛躍的にアップしますよ。

それでは、3つ目のテーマについてお伝えしていきます。

【 その3 】居心地が激変する!おさえるべきリフォームの最重要ポイントとは?

リフォームには最も重要な部分というのがあります。あなたがもし、スケルトンリフォームを考えているなら、一度全てを撤去して一から作っていくので基本的には全てが新しくなりますよね。

ここで質問です。そもそもの話になりますが、何故スケルトンにする必要があるか知っていますか?

間取りを変更するからでしょうか?
それとも、デザインが古いからでしょうか??

スケルトンリフォームをする目的は、床、壁、天井の裏に隠れた古い設備配管を、新しいものに入れ替えるためです。

築年数の古いマンションだと、給排水の配管に錆やすい素材を使っていることがあります。また、経年劣化や長年たまった汚れのせいで、配管が詰まったり、破れて水漏れの原因になったりすることがあるんですね。

これは電気配線等にも同じことが言えます。撤去するべき必要がある設備配管や配線は、築年数である程度判断するか、もしくはスケルトンにすることでしか確認ができません。

スケルトンにすると、床、壁、天井の下地は一からつくりなおすことになります。これについては壊して同じものをつくりかえているだけなので、単純にもったいない費用という見方をする人もいますよね。

リフォームでは、使えるものは徹底的に再利用する、という考え方もありますが、工務店側から考えると、一から作った方が工期が短縮できるとか、壁のゆがみや僅かな傾きなどはつくりかえることでしか修正ができない、という施工的にみてメリットのある部分も多いので、一概にもったいない費用とも言い切れないのが実情です。

リフォームやリノベーションと聞くと、「オシャレなインテリアにしたいなー!」という感じで、つい表層部分をきれいにすることに意識がいきがちですが、こういった目に見えない部分を新しいものに取りかえることがすごく重要なんですね。

築年数に応じて、目に見えない部分に費用をかけるという判断は、快適な暮らしを支えるためにとっても大切なことなんです。

ただ、設備配管は壁に隠れてしまうので、普段の生活で目にすることはなく、今回お伝えしたい居心地を激変する重要な項目ではありません。居心地を激変させるのは、また違う項目が深く関係しているんです。

その項目というのが、照明計画と収納計画の2つです。

『照明と収納??収納アドバイザーなら聞いたことあるけど?』と言われてしまいそうですが、リフォームを具体的に検討しはじめているあなたなら、既に収納についての詳しい知識を身につけているかもしれませんね。

でも、今回お伝えしている収納というのは、収納アドバイザーが教えてくれる片づけ方のテクニックではなく、収納のスペック、つまり『配置と大きさ』の事を意味しています。

具体的には、

・あなたの家族に必要な収納の大きさはどのくらいなのか?
・面積はどのくらい確保するか?
・どの場所に配置するのか?
・どうやって使うのか?

という具体的な部分をしっかりと計画すると、居心地が激変する効果が得られます。

そして、照明についても同じことが言えるんです。

収納も照明も、一般的な工務店やリフォーム会社の打ち合わせでは、配置のみをサラッと決めて深堀りするケースはあまりありません。しかし、この2つが住み心地の鍵となる重要な部分であることが分かっています。

私たちの生活は、モノといかにうまく関わっていくかが重要なんです。シンプルに表現すると、見せたくないものをスッキリと隠し、見せたいものをおしゃれにディスプレイする、という考え方です。

また、よく使うモノをよく使う場所で収納するという配置計画は、リフォームのプランニングをする中で、特に時間をかけるべき項目だと僕は考えています。

さらに、照明の重要性は、居心地との関連性が顕著です。「あたたかい電球色の光にホッと安らいだ気持ちになった」という経験を誰もが知っていると思います。

照明は、ただひかればそれでいい、というのではもったいないです。リラックスできる居心地の良い住まいは、照明計画が握っています。誤解を恐れずに言えば、空間の居心地は照明計画が全てといっても過言ではありません。

ということで、居心地が激変する重要ポイントは、収納計画と照明計画だという事を再度繰り返しお伝えして、3つ目のリフォームの秘訣を終わりにしたいと思います。


ここまで3回に渡り、リフォームについての基本的なことから住み心地の核となる激変ポイントについてまで、とても重要なことをお伝えしてきました。

僕なりに、皆さんにご理解いただけるように、分かりやすくお話してきたつもりでしたが、いかがでしたでしょうか?

もし、よく理解できなかったという方がいたら、今までのセミナーの内容を簡単にまとめた動画も用意しようと思いますので、気軽にお問い合わせいただければと思います。

また、ここまでの内容についての感想なども送っていただけたらとてもうれしいです。感想を送っていただいた方には、特典としてリフォームに役立つプレゼントも用意していますよ。

皆さんにお伝えしたいことがまだまだ沢山あるので、もっとこんな話が聞きたい!という意見があれば、こちらの内容を見直して、さらにお役に立てていただけるような情報にしていきたいと考えていますので、是非皆さんの率直な意見を聞かせてください。

さて、次のテーマでは2つの激変ポイントである、『収納』と『照明』について、具体的な情報を順にお伝えしていきます!楽しみにしていてくださいね。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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次は4つ目のテーマ、
「空間を無駄にせず使い切る!使える収納と使えない収納の見分け方」についてお伝えしますよ。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。