家前の道路が突然通行止めに。私道に接する土地に起こり得るトラブルに備える

「家の前の通りが急に通行止めになってしまった。」

「家の前の道路の通行料を払ってくださいというハガキが届いた。」

皆さんの周りではこんなことが実際に起こっていませんか?
こんにちは。 大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。 今回は、私道で起きているトラブルについてご紹介します。

 

戸建て住宅に住んでいる方の中には、頻繁にとまで言わなくても、実際に起きているトラブルなんだそうです。先日も「突然私道の所有者に通行料を払ってくれと言われた!」という住宅街のトラブルについて、テレビのニュース番組で報道されていました。

たまに起こるそうです、私道についてのトラブル。

私道とは個人や会社が所有している道のことです。住宅街の狭い路地をはさんで両側に戸建て住宅が建っている場所などは、この道路が私道だったりするケースが多いと思います。

この私道も、公道と同じ道路であることは間違いありませんが、公道と違う点は、だれもが当たり前に通行できるものではないというところです。

厳密には通行権という権利がなければ通ることができません。ただし、この私道を通らないとたどり着けない場所に家があるケースなどは、人の通行くらいなら基本的に認められているのですが、車の通行はこれとはまた別問題になります。

つまり人は通してもらえても、車は通れないことがあるんです。それに、今は通れているとしても、通行権が認められていないと、突然通行止めになることだってあります。


ちなみに、私の通勤途中にも私道がありますが、そこには車両通行禁止の看板が立てられています。車は通れないってことですね。

私道の場合、監理や修繕も所有者である個人が負担しなければいけませんから、所有者の立場からすれば、この費用って結構な負担になります。

例えば所有している私道で車をぶつけられたり、私道が災害で陥没したり、道路内に埋まっている水道管が破裂したりすると、全て所有者の負担で修理しないといけなくなります。


他人から見れば公道と私道は見た目にはどちらも同じように見えますので、雑に扱われることが多いと思いますし、そんな行動に所有者が腹を立てて通行止めにしたり、通行料を取るようになったりするのは充分に考えられることだと思います。


そしてきっとこれからは築古住宅と同じように、古くなっている私道の老朽化が深刻な問題になってくるんだろうと思います。


住宅と同じタイミングで整備された私道も老朽化が進み、今まで特に気にしていなかった補修費などが心配になった所有者が焦って通行料を取るようになり、顔なじみだった近隣の住民が住み変わり、良好な人間関係を築けなくなったことから通行止めや通行料を取るようになったりという具合です。


もしあなたが戸建て住宅を購入しようと考えているなら、接道している道路には将来的に通行権や掘削許可に関するトラブルが起こるかもしれないと覚えておいてくださいね。


ここで重要なのは、前面道路が公道か私道かという確認だけではなく、通行権の確保の有無や掘削許可は撮れているか否かについても確認しておくことが大切です。

 

通行権についてはトラブルが起きるのはたいてい購入してから数十年後のことです。だから購入する時点では意外と深刻に考えないことが多く、不動産仲介業者の担当者でも注意深く調べないことがあるくらいです。


でも、これらをちゃんと確認しないまま土地を購入すると、将来的にとんでもない問題として浮上する可能性があります。最悪の場合、家が売れないばかりか、リフォームすらできないなんてことになったりしますので、これを機会に認識を新たにするのが賢明だと思います。


道路の通行権については協定書で取り決めされていると安心です。


なので、道路についての協定書があるかどうかを確認するのがまた、道路が複数の所有者で共同所有になっている場合なら、道路所有者全員の捺印があるかどうかも重要なポイントです。


また、新たに中古住宅や土地を購入する側の立場なら、協定書の内容の権利を自分にも引き継げる旨が書かれているかどうかも合せて確認してもらいましょう。


通行権と同じく問題になるのは道路の掘削許可です。


水道やガス工事の時に道路を掘り起こすのに必要になるのですが、これは新築や立替えの場合だけではなく、リフォーム時にも、給水管を太くしたり排水管を取り替える工事はよくありますから注意が必要です。


所有者の掘削許可がないと工事出来なくなってしまいますよ。


私道についてもし協定書がない場合でも、承諾書があればこの限りではありません。


このように、土地や戸建て住宅を購入する場合は、住宅そのもののトラブルだけではなく、道路の権利関係によって生活そのものが成り立たなくなるような状態になり得るんです。


将来に起こるトラブルについては、全てを正確に把握するのは難しいかもしれませんが、最低限、今までの権利関係や元所有者と近隣住民との関係は良好だったのかどうか、については不動産の仲介業者さんを通じて、しっかりと確認してもらうようにしたいものですね。

今回は私道をめぐって実際に起こっているトラブルについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。土地や住宅を購入する際のご参考にしていただければと思います。

 

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。 カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。 大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIホームページはこちらです。 今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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