戸建てリフォーム 築29年 118平米

北欧家具と相性の良い戸建てリフォーム

中古戸建てを北欧家具によく合うテイストにリフォームした実例です。

今回はほぼスケルトン状態まで解体を行ったリフォームでしたので、耐震補強を含む構造壁による耐震強度アップのための工事や、間取り変更により撤去した柱を補うための梁による耐震補強などをしています。

構造補強のために新設した大梁と柱

構造補強のために新設した大梁と柱

構造補強のために背の高い梁を設置したのですが、天井高さを確保するために露出したデザインになっています。
リビングとダイニングを仕切る壁は構造壁です。こちらも壁の端に露出した木柱を設けて、この柱で梁をうけるような納まりにしています。

このように柱や梁が一部露出していたり、壁や天井に木調の仕上げを使うと、木の色目がちょうど良いインテリアのアクセントにすることができます。外周壁に関しては断熱材を再充填し、二重窓となるインナーサッシも設置しています。


ウッドワンのスイージ

ウッドワンのシステムキッチン『スイージ』

キッチンはウッドワンのスイージ。
オーク材の木目とステンレスの天板の相性が良いですね。

スイージには今回採用したオーク材の他にも3種類の木目が選べますので、お好みに合わせたテイストを選んでいただけると思います。木を使った雰囲気が好きなお客様からは人気のあるキッチンです。

リビングダイニングの家具は北欧の名作家具

リビングにはハンスJウェグナーのデザインしたGE258が置かれています。

ハンスJウェグナーのソファ

ブルーの張地が印象的なソファはハンスJウェグナーのデザインしたもの

背もたれ座面共に綺麗なブルーの張地が印象的で、木のぬくもりが感じられるシンプルな空間にサイズも雰囲気もピッタリです。

『このベンチに座ってゆっくりと贅沢な時間を過ごしたい』そんな気分になりました。

ダイニングにも名作が並んでいます。エクステンションテーブルCH006に合わせてYチェアCH24とCH36。

エクステンションテーブルとダイニングチェア

食卓はエクステンションテーブルとダイニングチェア。木の雰囲気がキッチンとよく合っている

良い家具を置くとさらに良い空間になります。

木のぬくもり溢れるとても素敵な食卓だと感じました。とても雰囲気が良く温かい気持ちになります。
カフェ勤務のご経験が長かった奥様のいれてくれたカフェラテがとても美味しかったです。

お客様は家具やインテリアのセンスがとっても良く、セレクトされた家電もオシャレ。

エスプレッソマシンはアスカソのモノでした。
全てアルミで覆われたシルバー色の本体が本格的な雰囲気で、インテリアとしても存在感がありますよね。

元々お休みの日はご夫婦でよくカフェに訪れていたそうですが、リフォームをされてからはご自宅で過ごす時間が増えたそうです。
実際にご自宅に訪れてみて、その理由も納得できる居心地の良さを感じることが出来ました。

パナソニックのペンダントライト

パナソニックのペンダントライトはシンクロ調色機能がついたもの

ペンダントライトはパナソニックのLGP8574。
光の色を調整することが出来るシンクロ調色という機能が付いた照明器具です。
シェードの外側が黒鉄風、内部は真鍮色になっています。繊細なデザインですがシンプルに仕上げたカタチにこだわりを感じます。

ダイニングのペンダントライトにこだわると、インテリアの雰囲気がグッとよくなりますよね。
滞在時間の長いLDKの照明計画は、居心地の良さに大きく影響する大切なポイントですから、MASAKISEKKEIでは特に力を入れてご提案しています。
最近はデザイン性が高いだけではなく、調光や調色が自在にできる機能性の高い照明器具がありますので、お好みに合ったものを是非探してみてください。

大阪市内にも大手照明器具メーカーのショールームがあります。下記に列記しておきますので、是非足を運んでみてください。

パナソニック
コイズミ照明
大光電機
遠藤照明
ヤマギワ
ルミナベッラ
(※2022年7月14日リンク先を最新情報に更新しました。)

 

ダイニングに設けた造作カウンター

ダイニングは家の中でも特に滞在する時間が長い場所です。
そんな場所にダイニングテーブルとは別にカウンターを設けておくと、ちょっとした作業に使えて便利です。
本を読んだり、パソコンをしたり、お子さまが宿題をしたりと、ダイニングでやってることって結構たくさんあるんです。
あなたはどんなことして過ごしていますか?

今回のリフォームでは2m50cmのカウンターを設けました。

造作カウンター

ダイニング横の窓に向けて設けた造作カウンター

家族みんなで並んで座れるほどの長さです。皆が違うことしながら同じカウンターに座って過ごす姿を想像しているとワクワクしますよね。とても素敵なダイニングスペースになりました。

床は無垢材のフローリング

床は無垢材のフローリングをメイン素材として一階の床全体に採用ましたが、2階の床は硬質塩ビタイル(フロアタイル)を使用しています。

無垢材のフローリング

1Fの床に貼った無垢材のフローリング

木目調の硬質塩ビタイル

2Fの床には木目調の硬質塩ビタイル(フロアタイル)を使用

そして階段の踏み板は研磨した後再塗装して利用したものです。

既存階段の加工の様子

階段の既存踏み板と蹴込み板を職人さんが研磨してくれている様子

集成材の階段

研磨後の蹴込み板の様子。汚れが落ちて綺麗な集成材の表面が出た

 

 


今回のお客様からは、『購入するかどうか悩んでいる中古戸建てがあるので一緒に内覧に来てほしい』とご相談を受けました。

中古戸建てを購入して、ご自身の好みに合うようなリフォームをしようと考えている方が増えていますよね。

リフォームを前提に物件を購入するなら、検討中の段階からご相談をいただくことをオススメしています。なぜならご希望のイメージ通りに出来るかどうかを事前に確認できるからです。

中古戸建てを購入した方のリフォームのご依頼によくあるのは小さく区切られた部屋を一つの大きな空間にしたいというご要望です。しかし木造戸建て住宅の場合は、耐震上取り外せない柱や壁がありますから、間取りの自由度は思った以上に限られてしまうもの。

もちろん移設自体は出来るのですが、思った通りのサイズが確保できなかったり、構造壁や柱が撤去できないことで空間が一部分断されたりするため、イメージ通りのレイアウトが実現しないケースがあります。

つまり『こんなイメージでリフォームしたい!』と思っていたのに、実際はできなかったとなれば、その実現できなかった内容によってはその物件を購入したこと自体を後悔してしまうかもしれません。

そんなことにならないように、物件の購入前にリフォーム会社や設計士にご相談いただくことで、物件購入リスクを把握し、購入後に後悔しないようにしてほしいと思います。リフォーム前提の物件内覧立ち合いなら、無料で付き合ってくれるところが多いので、是非気になっているリフォーム会社に相談してみてくださいね。
もちろん、MASAKISEKKEIも無料でおうかがいさせていただいております。

また、物件購入前からご相談いただけると、リフォームするポイントが事前に明確になるので、条件によっては物件価格を適切な範囲で交渉できるケースもあります。


中古戸建て+リフォームのメリットは、コスト的なメリットもありますが、土地を探して一から建物を建てるよりも、早く住み始めることが出来るという点や、好立地な場所で物件が見つかる可能性が高いという点が良いところです。

ただ、中古住宅は基礎や壁、天井の内側、そして目視出来ない隠蔽された設備配管などが正しく施工されているのかが明確に把握できないという点で不安を感じる部分があることも確かです。

特に築年数の古い戸建て住宅の場合、所有者が変わるたびに小さなリフォームを繰り返しおこなっていることが多く、建築当初の図面から現状を正確に把握することができません。

そんな場合でも、現地調査をし、構造的な補強を検討し、古い設備配管を新しく入れかえるなどの工事を行えば、その不安要素のほとんどを解消することができます。

リフォームでは、非常にたくさんのことを短い期間で決断していただかなくてはいけませんが、算数のようにその答えが明確ではありませんので、きっと皆さん悩んでしまうと思います。

そんな時に力になるのが僕たちのようなリフォーム会社です。

不動産購入の選択に悩んだとき、
リフォームのプランニングに悩んだとき、
住宅設備のセレクトに悩んだとき、
リフォーム項目の優先順位に悩んだ時など、
僕たちは過去に様々なお客様のリフォームをお手伝いしてきていますので、実例を交えながらご相談にお答えすることが出来ると思います。

リフォームに関してのお悩み事があれば、是非を気軽にご相談いただきたいと思います。

その他サービス

  1. リビングの壁面収納
  2. スポットライトが自由に移動できる広いリビング
  3. リビング側に収納とカウンターがある白い対面キッチン。