こんにちは。大阪市西区で中古マンションのリノベーションやリフォーム、店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、フローリングリフォームで天然木にこだわる人へおすすめしたいマンション用の商品を3つお伝えします。
今回は天然木を使ったおすすめのフローリングを3点ピックアップしてお伝えします。
選定条件は次の通りです。
・突板複合フローリング
・ナラ材(オーク)
・幅が145mm程度あるもの
・マンション用防音(遮音)フローリング
・床暖房対応
それではさっそくおすすめ順にご紹介します。
1つ目|朝日ウッドテック
ライブナチュラルMSXネダレス145|ホワイトオーク
サイズ | W145mm|L909mm|突板厚0.3ミリ |
塗装 | マット塗装 |
平米単価 | 18,040円 |

朝日ウッドテック大阪ショールームのホワイトオーク材フローリング貼見本。
朝日ウッドテックのナラ系のフローリングはホワイトオークになります。木目の雰囲気が良く、ショールームでしっかりと実物を確認することができる点もおすすめできるポイント。
そしてこちらの商品はハイジェニック仕様になっているところも魅力の一つです。ハイジェニックとは天然木でありながら5つの衛生性能を兼ね備えた仕様のことで、メンテナンスすることなく下記の5つの性能を保持できるという優れものです。
・抗ウィルス性能(SIAA認証)
・抗菌性能(SIAA認証)
・耐薬品性能
・耐汚染性能
・室内空気環境性能
2つ目|イクタ
銘木フロアー|ラスティック直貼45|ナラ
サイズ | W142mm|L895mm|突板厚0.3ミリ |
塗装 | ツヤ無しラスティック塗装 |
平米単価 | 14,750円 |

イクタ大阪ショールームのナラ材フローリング貼見本(左)とカットサンプル(右)。(防音フローリングは節無し仕様)
イクタは長年建築資材を取り扱っている歴史あるメーカーです。こちらのフローリングの魅力的なポイントはエアーウォッシュという加工が施されているところ。
エアーウォッシュとは次の4つの効果があり、半永久的に続くそうです。
・抗ウィルス効果
・抗菌効果
・VOC低減効果
・消臭効果
中でも、消臭効果は他にはない魅力的な機能で、光触媒によってニオイの原因物質を除去してくれるというものです。
木目の良さ&機能性のあるフローリングを求める方には最適な商品だと思います。
3つ目|無垢フローリングドットコム
オーク(ナラ)|L45遮音マルチレイヤー(突板)一枚もの(直貼対応)
ナチュラル(節無し)|ワイルド(節あり)
サイズ | W145mm|L900mm|突板厚0.6ミリ |
塗装 | ツヤ消しウレタン塗装(他選択可) |
平米単価 | 7,290円(節無し)|6,990円(節あり) |

無垢フローリングドットコム大阪ショールームのオーク材フローリング貼見本。
こちらの商品は上記2つと比べると抗菌や抗ウィルスという性能こそ付いていませんが、コスト重視で質感の良いフローリングをお探しの方にはピッタリの商品だと思います。
質感という点でいうと、こちらだけ0.6mmという厚みのある突板が使われています。さらに節無しと節ありが選べる点等は無垢材を専門として取り扱っているメーカーだからこそのメリットを感じます。
東京、横浜、大阪、芦屋にショールームがあります。対応してくれるスタッフさんは知識が豊富で説明もわかりやすいです。
>無垢フローリングドットコム|公式サイトの上記商品ページ<
ナラ材が良い理由
ナラ材は実際に良く使うことがありますし、2023年現在は特に人気がありますよね。最近は節の有るワイルドな方を好んで使われていることも多く、どんなインテリアテイストにも合わせやすいため、長い目でみても流行に左右されないナラ材を是非検討してみていただきたいです。
突板タイプの複合フローリングが良い理由
フローリング選びについては次の2点を重視しています。
・機能性(メンテナンスの良さ)
・デザイン性(質感、木目、サイズ)
どちらも妥協したくないという場合、突板タイプの複合フローリングが適切だと思います。
突板タイプのフローリングとは、表面に天然木を薄くスライスした層(0.3~0.6ミリ程度)を貼っているのが特徴です。
ちなみに、ひき板のフローリングという似た商品もありますが、こちらのひき板は2ミリ~6ミリ程度の厚みがありますので見た目も良く、その分価格が高くなるという特徴があります。
床暖房のことや将来の寸法誤差、費用のことを考えると、不具合が起きにくいのは突板タイプのフローリングですし、そもそもひき板のフローリングは選べる種類が少ないという点で、今回は突板タイプに絞っています。
そして、もう一種シート系のフローリングもあります。シートに木目を印刷したモノなのですが、かなりリアルな表情が出ています。近くでじっくり見ないと分からない差ではありますが、触るとその違いはよく分かりますので、実際にショールームに確認してみて下さい。また、ショールームでは実際の商品を大きな面積で展示しているので、とても分かりやすいです。
こちらは質感と言う点で突板に劣りますので今回は除外しています。また、シートタイプのフローリングは機能性やメンテナンスがよいと言われていますが、
シート表面が削れてしまうと基本的に修復が難しい(ごまかし補修はできます)です。一方で突板タイプなら補修が可能ですので、どちらにメリットを感じるかはお客さまの価値観やライフスタイルをイメージして選定いただくのが良いと思います。
今回は、フローリングリフォームで天然木にこだわる人へおすすめしたいマンション用の商品を3つお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
天然木の良さはやはり触ったときの質感ですよね。質が良いモノはどうしても金額が高くなってしまいますし、シート系のフローリングに比べてメンテナンス性に欠ける等、いくつかデメリットがあると言われますが、本物の木はやっぱり良いです。触ったときの感触が違いますので、是非一度現物を触り比べてみてください。
素材にこだわることは、居心地のよい空間づくりに欠かせない考え方の一つです。特に面積が広く、常に体に触れている床素材はこだわるべき箇所とも言えます。
床材を価格の安さを優先して選んで後悔したというお話をよく聞きますが、壁に比べて触れる機会が多い床材は、素材のグレードがそのまま空間の良し悪しに影響してしまいます。そのため、どのフローリングを使うかは工事業者任せにせず、しっかりと吟味していただきたいと思います。
MASAKISEKKEIは個人事務所ならではの目線からこだわったデザインを提案いたします。カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市西区で中古マンションのリノベーションやリフォーム、店舗デザインをお考えの方は気軽にご相談ください。
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