こんにちは。大阪市西区で中古マンションのリノベーションやリフォーム、店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、ステンレスキッチンリフォームの参考になるおすすめメーカーのラインナップについてお伝えします。
システムキッチンタイプとフレームキッチンタイプをそれぞれ3種類、そしてオーダーできるシステムキッチンを1社ピックアップしました。それではさっそくシステムキッチンタイプからご紹介してきます。
こちらの記事も合わせてお読みください。
『キッチンリフォーム 人気の黒一色にできるメーカーとラインナップをまとめました』
ステンレスキッチンの取り扱いのあるメーカー
システムキッチンタイプ
システムキッチンタイプは、クリナップのCENTRO(セントロ)、エイダイのPEERSUS S-1 EUROMODE(ピアサス エスワン ユーロモード)、そしてサンワカンパニーのグラッド45を選びました。
クリナップはクラフツマンデッキシンクという一段上がった台を設置する機能的なシンクカスタムができるので、見た目のカッコよさと機能的なこだわりを両方あわせもつ素敵なキッチンだと思います。
コスト的に抑えたい方は、クラフツマンデッキシンクを無しにするか、セントロに見た目の近いエイダイのピアサス エスワン ユーロモードがおすすめです。家具のようなデザインとハンドメイドにこだわっている点がユーロモードの魅力です。
そして、サンワカンパニーのグラッド45は天板と側面の段差が少なく、ハンドルなどの出っ張りもありませんので、よりスッキリとしたシンプルなカタチをお好みの方におすすめしたいキッチンです。
クリナップ|CENTRO(セントロ)

セントロのステンレスキッチン。シンク周りが一段上がったクラフツマンデッキシンクになっていて見た目もかっこいい。
エイダイ|PEERSUS S-1 EUROMODE(ピアサス エスワン ユーロモード)

エイダイのピアサスS-1ユーロモードのステンレスキッチン。

対面式にするとリビング側にも収納が設置可能。トビラもステンレス素材で統一できる。
サンワカンパニー|グラッド45

サンワカンパニーのグラッド45のステンレスキッチン。引き出しのハンドルがなくすっきりとした印象。巾木に高さがあって奥にへこんでいる浮遊感のあるカタチが特徴的。

椅子を置けばカウンターとして食事に使うこともできる。

グラッド45の壁付けタイプ。対面式に比べて価格が抑えられる。
フレームキッチンタイプ
フレームキッチンタイプはエイダイのGATESTYLE(ゲートスタイル)、サンワカンパニー|オッソ、そしてサンワカンパニーと無印良品のステンレスユニットシェルフキッチンを選びました。
エイダイのゲートスタイルはしっかりとしたつくりが印象的で、自分好みにアレンジできるオプションがそろっているところが魅力です。使い勝手にこだわりたい方におすすめのキッチンです。
サンワカンパニーのオッソはグラッド45と同じく、パーツとパーツの段差が少なく見た目がスッキリとしているので、シンプルでミニマムなデザインがお好みの方におすすめしたいキッチンです。
そして、無印良品のステンレスシェルフキッチンは、キッチンの存在感をなくした家具のようなスタイルでディスプレイも楽しんで使いたいという方におすすめしたいキッチンです。無印良品のシェルフと統一感のあるインテリアでコーディネートできる点も魅力の一つです。
エイダイ|GATESTYLE(ゲートスタイル)

エイダイのゲートスタイル。プロ仕様の厨房の雰囲気を自宅に再現できる。

ゲートスタイルのシンク下の配管カバーの様子。

ゲートスタイルのコンロ下のオープン棚の様子。ワイヤーシェルフも選択出来てアレンジしやすい。
サンワカンパニー|オッソ

サンワカンパニーのオッソの壁付けタイプ。天板から一体となった幕板があるので、パーツのジョイントに凹凸がなく、スッキリした見た目。

オッソのシンク下は食洗機を設置していたので、配管が見えにくくなっている。
サンワカンパニーMUJI+KITCHEN
ステンレスユニットシェルフキッチン

サンワカンパニーとMUJIのステンレスキッチン。ワイヤーシェルフを組み合わせていて家具のような印象。

キッチン側はすべてオープン棚。見せたくないものの収納は難しそう。配管カバーの横にゴミ箱を置けばスペースが有効活用できる。
ステンレスユニットシェルフキッチンは、サンワカンパニーのショールームだけでなく、無印良品のお店にも展示があります。
こちらは2023年9月にリニューアルオープンしたグランフロント大阪店の展示の様子です。サンワカンパニーとは違い、工事代金も含んだプライスが表示されていて総額を把握しやすいです。リノベーションの相談窓口があり、工事に関しての具体的な詳しい話が聞けるので便利だと思います。

無印良品で展示してあるステンレスキッチン。収納かご等を無印良品で統一すれば見た目もスッキリしてかっこいい。

無印良品のショップだと工事費まで記載があってわかりやすい。
オーダータイプ
オーダータイプのキッチンは、リノベーションの工事業者さんをはじめ様々な窓口がありますが、こちらでは比較的予算を抑えてオーダー商品が依頼できるシギタ商会を選びました。
下の写真はマンションのリノベーションでシギタ商会にオーダーしたステンレスキッチンの実例です。機器を除いた本体だけですとⅡ型のオープンタイプで40万円程度の価格で製作してもらえました。オーダーをご検討の方は、参考にしていただければと思います。
シギタ商会|オーダーキッチン だだっ子流し台

ステンレスキッチンはオーダー製作品。ガス&IHの調理台とシンクを分けたⅡ型。

AEGのIHクッキングヒーターとリンナイのガスコンロを並列させた調理台。AEGのAHI326CAとリンナイのRD322STSを使用。

AEGの食洗機は60センチ幅のFEE93810PM

シングルシャワー混合水栓はKVKのKM6061EC。eレバー機能付きなので、お湯と水の切り替わりが分かりやすい。
ステンレスキッチンの種類
ステンレスキッチンには、システムキッチンタイプとフレームキッチンタイプの2通りのカタチがあります。
フレームキッチンタイプはオープンシェルフのような構造で、引き出し部分がオープンで、家具のようになっています。存在感がなく、シンプルでかっこいいのですが、収納物が見えてしまうという特徴があります。
気取らないカジュアルな雰囲気でステンレスキッチンを取りいれたい方や、食器や調理器具などをディスプレイして楽しみたいという方におすすめです。
一方でシステムキッチンタイプは、下部収納が引き出しになっています。全体がステンレスの箱状のかたまりになっていて、重厚感&存在感があります。
引き出しの取っ手のデザインなどで見た目の印象が変わりますが、そのあたりのインテリアパーツ選びもステンレスキッチンの醍醐味の一つ。収納物にホコリがたまったりすることもなく、お掃除&お手入れも楽です。
ステンレスキッチンによく合う壁の仕上げ材
壁面のキッチンパネルをステンレス板貼にすることで、プロ仕様のような一体感のある空間になります。
ステンレス板はキッチンパネルと比較しても若干費用が安くなりますし、かつ、SUS430というステンレスを使えば磁性があるためマグネットが使えて使い勝手が良くなります。

キッチンを設置する壁にステンレス板を貼った麹途中の現場の様子。キッチンパネルと比べてもステンレス板の方が商品代を安く抑えることができる。
マグネットが使えるキッチンパネルも商品としてあるのですが、通常のキッチンパネルよりも値段が高くアイテム数も多くありません。例えばメーカーではタカラスタンダードやエイダイに取り扱いがあります。(通常はキッチンとセットでの販売)サンワカンパニーにも不燃のマグネットボードという商品があり、こちらもマグネットが使用できますが、価格はキッチンパネルよりも割高となっています。

エイダイのステンレス製のキッチンパネル。マグネットが使える&汚れが拭き取りやすいクリア―塗装が施されている。
>タカラスタンダードのホーローキッチンパネルの公式サイトはこちら<
>サンワカンパニーの不燃マグネットボードの公式サイトはこちら<
今回はステンレスキッチンリフォームの参考になるおすすめメーカーのラインナップについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
ステンレスキッチンにリフォームするなら、まずは今回ご紹介したステンレスキッチンを取り扱っているメーカーのラインナップを知り、その商品で満足できないのであればオーダーも検討してみる、という進め方が失敗しにくく、かつコストを最小限で抑えられる方法だと思います。是非この記事の内容を参考に、あなたにピッタリのステンレスキッチンを手に入れていただきたいです。
MASAKISEKKEIは個人事務所ならではの目線からこだわったデザインを提案いたします。カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市西区で中古マンションのリノベーションやリフォーム、店舗デザインをお考えの方は気軽にご相談ください。
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