築20年の一戸建て 住宅ローン減税を受ける方法

築年数20年を超えるかどうかで大きく変わるものがあります。それは、家の耐震についてのあれこれ。

具体的には、住宅ローン減税の適用範囲が築20年とされていることからも、20年を超えていないことはかなり大きなメリットになります。
ただ、20年を超えたからといって、必ずしも家の耐震性能に問題点があるというワケではありません。検査によってそのコトを証明する必要があるってだけの話です。

こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、築20年以上の一戸建てを住宅ローンで購入して住宅ローン減税を受ける方法についてお伝えします。


築20年を超える戸建て住宅が住宅ローン減税を受けるためには、耐震基準適合証明書を取得すればOKです。

証明書の発行には事前の現場調査を行うのですが、これにかかる費用がだいたい10万円くらい、証明書の発行には5万円くらいの費用がかかります。
建物の構造に問題なければ、これだけの費用で即証明書が発行されます。

しかし、築20年以上の戸建て住宅は、多くの場合構造に問題を抱えていますので、耐震改修工事が必要になります。この耐震改修工事にかかる費用が100万円から200万円くらいといわれています。

証明書の発行だけで済むなら2週間程度、耐震改修も必要なら2カ月弱の期間がかかかることになります。

さらに、この次が重要なポイントです。

住宅ローン減税を受けるには、不動産売買契約より前に動き出す必要があります。これは、住宅ローン減税が適用不可となってしまうことがある重大な問題です。
すでに不動産売買の契約を済ませた後でも、まったく手がない訳ではありませんが、状況はかなり厳しいと言わざるを得ません。

また、契約前に耐震基準適合証明書を取得できれば、登録免許税が減税されるケースもあります。金額にして20万円~30万円安くなるとすれば、やる価値はあると思います。

このように減税措置と家の耐震性能はかなり密接な関係がありますし、お金の話を除いたとしても、耐震性能を確認しておけば、精神的な不安が解消できていいですよね。


今回は、築20年以上の一戸建てを住宅ローンで購入して住宅ローン減税を受ける方法についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。