店舗デザイン
【店舗改装事例】定食屋「よらんしょ。」|9坪を活かしたカフェ風内装
福島の味を届ける、やさしい空間と動線の工夫
大阪・池田市にオープンした定食屋「一汁八菜 よらんしょ。」は、もともとラーメン屋だった9坪の空間を、カフェのような明るく親しみやすい雰囲気に改装した実例です。
限られた面積でも、レイアウト変更や素材の再利用などを通じて、快適な客席空間と効率的な厨房動線を両立した店舗づくりが実現しました。
9坪のラーメン店を、やさしい定食屋にリノベーション
元の店舗は、奥に長くカウンターが続く、ラーメン店特有の細長いレイアウトでした。
今回の改修では、カウンターを一部撤去し、そのスペースに4人掛けのテーブル席を2台配置することで、ゆったりとくつろげる客席エリアを確保しました。
カウンター動線を見直してオペレーションを改善
厨房への出入りは、カウンター中央に新たな出入口を設置することで、スタッフの動線がスムーズに。
厨房内からホールへのアクセス性が向上し、接客・配膳がよりスピーディかつ効率的に行えるようになっています。
再利用と最小限の改修でコストを抑えた設計
全面的に内装を刷新しつつも、撤去したカウンター天板を再加工して、新たな壁側カウンターとして再利用。
また、既存の照明を一部残しつつ、新たにペンダントライトを追加設置することで、コストを抑えながらも空間の印象を効果的に変える工夫を取り入れました。
シンプルで清潔感のある“カフェ風”内装デザイン
床・壁・天井はすべて新しくやり替え、素材や色合いを明るくやさしいトーンで統一。
木目のあたたかみや照明のやわらかさが合わさり、定食屋でありながらもカフェのような心地よい空間に仕上がりました。
店舗情報
店名|一汁八菜 よらんしょ。
住所|大阪府池田市大和町4-19
業態|定食屋