リフォーム業者の提案には思わぬ落とし穴がある

お客さんから良く聞くこんなご要望があります。
『リフォーム業者に色々提案してもらいたい!』

提案力は、リフォーム会社に求めるものランキング上位に入る内容だと聞いたことがありますが、実はこの提案が原因で、お客さんを困らせてしまうことがあるんです。

こんにちは。
大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。

今回は、リフォーム業者の提案にある思わぬ落とし穴についてお伝えします。


お客さんから、「デザイナーさんのセンスで作ってください!」と言ってもらえるのは、デザイナー冥利につきる、というもの。
ただ、張り切ってあれもこれも提案していると、お客さんを逆に悩ませてしまうことになるんです。それに、デザイナーの言う通りにしていると、予算オーバーしてしまうリスクがあります。

リフォーム会社は日常的に数百万円から数千万円という大金を扱っていることもあり、初めてリフォームをするお客さんと全く同じ金銭感覚を持っているとは言い難いと思います。だからこのくらいなら許容範囲だろう、と提案してくる金額が、お客さんからすると、あり得ない金額になってしまうことがあります。

これについては要注意です。また、色々提案され過ぎると、絞りきれなくなることがあります。選択肢が多いのも考えものです。

リノベーションには、いろんな問題が同時に起こります。具体的には、
予算、
デザイン、
家族の意見、
機能性、
納期、
環境による制限など、

状況や家族構成により様々です。

全てを優先させるのは現実的に無理なので、何かを犠牲にせざるを得ません。

こんなこと、みんな分かっているはずなんですが、いざリフォーム計画がはじまると、この優劣がつけられなくなります。悩み始めると難しくなるんですよね。そういう意味では、選択肢をあまり広げずに進めていった方が、精神的に余裕のある選択ができるんじゃないかと思います。

では、ちょうどイイ選択肢とはどのくらいか?

ズバリ、2案が妥当です。3案あると、決断するのが一気に難しくなるからです。
ちなみに、相見積もりをとる場合は、2社ではなく、3社比較の方が平均値が把握しやすいのでオススメです。


今回は、リフォーム業者の提案にある思わぬ落とし穴についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。