こんにちは。大阪市西区で中古マンションのリノベーションやリフォーム、店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回はトグルスイッチのリフォーム実例についてお伝えします。
トグルスイッチと言ってもいくつか種類があります。代表的なのは、丸い棒状の操作部を上げ下げするタイプ。

トグルスイッチの縦2連タイプ。プレートはアルミ製。
アルミのプレートが工業的な印象で、シンプルなデザインもかっこいいイメージになります。
次はアメリカンスイッチ。

アメリカンスイッチの1連タイプ。プレートは白色に塗装されたモノ。
アメリカで長年使われてきた普及品なのですが、これがまたかっこいいですよね。スイッチ部分が角ばった形状をしていて、レトロな雰囲気がありますが、シンプルモダンなテイストにもよく合います。
プレートはシルバーだとアルミ製とステンレス製があり、白や黒はスチールに焼付塗装をしたものがあります。

アメリカンスイッチ。スイッチ操作部分が黒色で、プレートはステンレス製。
他にもアンティークな雰囲気のある丸くてかわいいトグルスイッチもあります。こちらは陶器のボディーに上げ下げするスイッチ部分は真鍮でできているものです。古民家リフォームなどもでもよく使われている事例を見かけますが、アンティーク家具がお好きな方のリフォームにはイメージがぴったりだと思いますので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
トグルスイッチ以外にもデザインの良いスイッチはこちらにまとめていますので、是非こちらの記事と合わせてご覧ください。
トグルスイッチは見た目のデザインの良さもさることながら、スイッチを上げ下げした時の「カチッ」という音が良いんですよね。さらにスイッチを操作した時に指先に伝わる感覚がなんとも心地良く、無駄に上げ下げしたくなってしまいます。普段何気なく使っているスイッチにこんな癒しを感じられるなんて良いと思いませんか?
スイッチは毎日何回も使うものですから、スイッチを使うたびにこの感覚を味わえるのはうれしいメリットの一つと言えるかもしれません。また、手軽に取り入れられるという点もメリットなんですが、取り換える場合の注意点がいくつかありますので、今回は特に見落としがちな3点をお伝えしておきたいと思います。
1つ目:幅が広がる
普通のコスモスイッチを使っているご家庭のスイッチをトグルスイッチに取り換えるとき、トグルスイッチは1プレートにつき1つのスイッチが基本です。トグルスイッチによってはタテ2つ連なっているスイッチもありますが、種類としては少ないです。ですので、スイッチがたくさんあるプレートをトグルスイッチに変更する場合は、横長にどんどん広がっていくことになります。

こちらは3連タイプのトグルスイッチ(アメリカンスイッチ)
なぜ横長に広がるとだめなのかというと、壁の下地がだいたい30センチ程度の間隔で入っているので、その下地と干渉してスイッチが付けられない、というケースがあるからです。(そもそも壁が狭い場合はもちろんのことです。)
3連くらいなら何とか設置できることがありますが、それ以上になると設置するのが難しいケースも出てきますので、その点には注意が必要です。
2つ目:プレートが傷つきやすい
ステンレスのプレート以外のスチールとアルミの場合、表面が傷つきやすいというデメリットがあります。

アルミのトグルスイッチのプレートに実際に傷がついた事例。取り付けビスを回しているときに傷がついてしまった。
実際に取り付けるときに傷がついてしまって新しいものに交換したということが何回かありました。思った以上に傷がつきやすいので、気になる方はプラスチック製のプレートのトグルスイッチを選んだ方が傷がつきにくいので安心ですよ。
3つ目:壁の下地が見えてしまう
一般的に使われているコスモスイッチのプレートよりもトグルスイッチのプレートの方が小さくなる商品がありますので、壁紙などの仕上げ材が見切れてしまい、壁の下地が見えてしまうことがあります。心配な場合はご自身で今ついているスイッチプレートを外して、壁の仕上材の状態を確認してみるか、ご依頼予定の工事業者さん確認してもらうことをおすすめします。
今回は、トグルスイッチのリフォーム実例についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
MASAKISEKKEIは個人事務所ならではの目線からこだわったデザインを提案いたします。カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市西区で中古マンションのリノベーションやリフォーム、店舗デザインをお考えの方は気軽にご相談ください。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。