介護負担を軽減させるトイレ

タンク手洗い付きの大便器

こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、介護負担を軽減させるトイレについてお伝えします。


住宅のリノベーションと聞くと、オシャレとか、デザインとかいうイメージがありませんか?雑誌やテレビの影響のせいか、デザイン的な改善をリノベーションと呼ぶ傾向があるみたいですが、それではリフォームは機能的な改善、という意味なんでしょうか?

ここはちょっと微妙なところですね。人それぞれ見解が違って当然なので、このさい呼び方なんてどっちでもいい、という風に思っています。

ただし、リノベーションときくと、なんとなくすごい変化する感じがしませんか?今まで悩んいたことがすべて解決するような、素晴らしいイメージがリノベにはありますよね。そんな影響もあってか、最近はUR賃貸などの今まで普通とされていた住宅を建築界の巨匠たちが手掛けて話題になっていますよね。あの無印良品のリノベーションした公団もありますし。

相変わらずデザインのことがニュースになりやすいのですが、介護という話題に目を向けると、こんな画期的なアイテムも登場していたりするんですよね。

これ知ってましたか?

ラップポンエブリのカタログ掲載写真

ラップポンエブリのカタログから抜粋した写真。

ラップポンエブリ、という商品なんですが、これは給排水設備への接続が不要な介護用のトイレです。

トイレといえば、給排水の工事が必須でしたが、このラップポンエブリなら排泄物を専用フィルムで一回ごとに密封して処理する仕組みになっているので、おくだけで設置ができます。水洗い不要だから後片付けが簡単になりますね。さらに、この方法なら臭いの問題がばっちり解決出来ます。

介護した経験のある人なら、この臭いの問題、一度は必ず思ったに違いありません。臭いを我慢しながらの介護はメンタル的にも結構きついものです。私の母親は、祖母の介護を献身的にやっていましたから、もしあの時代にこんなトイレがあったら、かなりの負担を軽減できただろうなと思います。


今回は、介護負担を軽減させるトイレについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

介護を目的としたリフォームの場合は、補助金や助成金が使えるケースがありますし、介護リフォームを専門にした工務店やアドバイザーさんがいらっしゃいます。もし相談だけでもしてみたいという場合は僕の知り合いをご紹介できます。お問い合わせページからメッセージを送ってください。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。