工務店の選び方 本音と建て前

リフォームをするときや新築の家を建てるとき、工事を依頼する業者を選定すると思います。すでに工事を経験した人が一体どんな基準で選んでいるのか。気になったことはありませんか?

こんにちは。大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。
今回は、工務店の選び方について、本音と建て前を交えながらお伝えします。


リフォーム工事に関するアンケートの集計とって公表している企画があったのですが、この中で重視されていたのは業者の人柄でした。

確かに納得のいく答えですよね。でも、これって当たり前すぎてちょっと物足りない答えだと感じました。人柄という答えは建前で、実はもっと本音の部分があるんじゃないかと思っています。もちろん、人で選ぶことは絶対に重要です。

リフォームに関して言えば、費用とか、実績とか、提案力とか、工務店の所在地とか、これらの項目はかなり重要だと思っています。特にリフォームの場合は費用に縛られることが多いですよね。これに関して言えば、工務店を選ぶ前にどのメーカーの住宅設備を使いたいのかをあらかじめ絞っておくと工務店の選定がスムーズにできるんじゃないかと思っています。

というのも、工務店はそれぞれ仕入れの得意な住宅設備メーカ―を持っています。リクシルだったり、パナソニックだったり、TOTOだったりと、安く仕入れができるメーカーというのがあります。

大手リフォーム会社なら年間の取引数が多いため、比較的どこのメーカーも安く仕入れる事が出来るんですが、中小の工務店なら掛率が結構違っているんですね。だからもし、パナソニックのお風呂を使いたいと思っているなら、パナソニックの仕入れが安い工務店を選ぶべきです。

リフォームの費用を分類すると、住宅設備にかかる費用がおよそ半分を占めることになります。1000万円の工事ならおよそ500万円が住宅設備に使われるというわけです。つまり、この部分を安くするためには仕入れの掛け率が重要なんです。

それぞれの工務店がどのメーカーの仕入れが強いかというのは、その工務店に質問すれば簡単に教えてくれます。

500万円が3%安くなっただけで15万円の節約になります。こういう積み重ねがリフォームの予算管理には効果があります。あと15万円あれば、家電がひとつ変えちゃいますよね。これって生活の質を少しアップできるアイデアだと思いませんか?

工務店選びの際は、得意なメーカーをぜひ確認してみてくださいね。


今回は、工務店の選び方についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。