収納の良いアイデアは現状把握が大切

リフォームや新築の家を計画するときの収納スペースの割合は、
専有面積に対して8%から13%程度を目安にすると良いと言われています。

こんにちは。
大阪市西区で住宅リフォームや店舗デザインを手掛けるMASAKISEKKEIです。

今回は、収納スペースの考え方についてお伝えします。


『専有面積に対して8%から13%程度』という割合を参考に考えると、例えば70㎡のマンションなら、最低5.6㎡くらいの面積が必要です。
およそ3.3帖くらいのスペースになりますが、だいたい納戸一部屋分くらいの大きさになるでしょうか。

こんな話をすると、
「そんなスペースじゃ、とてもじゃないけど足りないよ」とか、
「収納なんて多ければ多いほどいいに決まってるじゃないか」
とかいう意見が聞こえてきそうですね。

でも実は収納の占める面積って、ただ大きければイイというわけではないんです。
収納面積が13㎡を超えたところから、面積の増加に比例して満足度は上昇しないという調査結果もでいているんだそうです。

収納計画における重要性は、大きさだけではない、ということになります。

では、大きさ以外に大切なものって何なのか?

これについては重要なことが2つあります。

一つ目は収納を設置する場所、そして二つ目は、その使いやすさです。

この2つの要素と収納面積をバランス良く計画していくことが、収納計画には大切なことなんです。

このバランスを考えて、適切な場所に使いやすい機能を備えた収納が計画できれば、8%の面積でも支障なく生活ができるというわけです。
逆にいうと、使い道や生活動線をしっかりと考えて計画しなければ、どれだけ広い収納を確保しても、満足のいく間取りは完成しない、とも言えます。

家の広さは有限ですからね。収納が最小限で済むなら他のスペースに活用できるし、そっちの方がうれしいです。

そういえば最近、収納アドバイザーという専門家が増えているそうです。テレビや雑誌でもよく見かけますし、知ってる人も多いんじゃないでしょうか。
収納について詳しく知りたい人は、こういう人の開催してるセミナーに参加してみるのもいいかもしれません。

セミナーに参加すると、効率的な収納実例や収納のコツを実際に学べます♪収納セミナ―は日本全国いたるところで開催されているみたいですし、
リフォームや新築の予定がある人だけでなく、年末の大掃除や衣替えに役に立つ話が聞けるかもですよ。


今回は、収納スペースの考え方についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

MASAKISEKKEIは住まいのリフォームに商業デザインの手法を取り入れて、照明と収納にこだわった提案をしているところが特徴です。
カフェレスジャパンデザインアワード2019リノベーション賞受賞。大阪市でリフォームをお考えの方は気軽にご相談ください。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。